痔の最大の問題であるのが痔ろうと呼ばれるものです。痔ろうの場合、肛門のちょっと脇に触れると痛いしこりが出来た状態で発見することが多いと言われています。

痛みが出ているので、クリニックに通って膿を出してしまえば痛みは引きますが、膿がたまった原因は細菌感染を起こしたからだと言われています。

細菌の入り口がしこりの部分の毛穴からならおできとなりますが、肛門の奥から細菌が入ると痔ろうとなります。

肛門の中にはポケットのようなものがあり、そこに便、もしくは便の中に含まれる菌が入り込むと痔ろうを発症します。炎症を起こすと化膿し、肛門周囲に膿がたまって、痛くなります。

痔ろうは放っておいても治る症状ではなく、市販の薬をもってしても完治出来ませんから、専門クリニックの受診が必要となります。

痔ろうの場合、痛みを伴いますから、自然に何かおかしいと感じることが出来るので、早い段階でクリニックを受診しましょう。

そして治療法としてやはり手術が最も適切だと考えられています。一昔前の痔の手術と言えば、痛いというものが多かったのですが、最近の手術では痛みが殆どないケースが多いようです。レーザーなどで痔をケアすることによって、リスクの少ない手術が出来るようになってきました。メスを入れることが殆どなくなり、安全にレーザーで痔を取り除くことが出来るようになっています。

患者の負担を減らすためにも出来るだけ痛みが緩和する手術が行われており、多少の痛みの後遺症はありますが、後遺症は徐々になくなっていくので、いつしか健康な肛門を取り戻すことが出来ます。手術した部分が再発することは殆どありませんが、一度痔ろうになった人は再びなるケースが多く、痔の手術をしても他の痔になってしまうケースもあります。ですから一度完治したと言ってもやはり注意すべきことは生活習慣です。

規則正しい生活で、食事も野菜をたっぷり摂るようにしましょう。

食物繊維が豊富な根菜などを積極的に食べると良いです。また下剤はあまり使わないほうが良いとも言われています。それは肛門の筋肉を緩めてしまうので、排便時のいきみが伝わらなくなるのです。

自然なお通じがくるように乳酸菌を摂ったり、サプリメントで補ったりする必要があります。

野菜ジュースを毎日飲むだけでも違いますから、実践してみましょう。

また多くの女性が朝食がわりにしているスムージーでも野菜と果物を多く摂ることが出来ますから、食物繊維の豊富な葉物野菜を入れると良いでしょう。